ぎっくり腰になった時、「やってしまった」とつぶやく人も少なくないでしょう。 しかし、「何をしてしまったのか」良く分からない事も少なくありません。実はぎっくり腰も含めて、腰痛になる原因はそれほどハッキリわかっていないのが現実です。 8割の腰痛は原因不明だという説もあります。例えばぎっくり腰になる直前に、床のごみを拾ったというケースがあります。床のごみを拾うため、腰を曲げたのがぎっくり腰の原因とも言えなくはありませんが、床のごみを拾うために腰を曲げるような行為は、日常的にしているはずです。 ぎっくり腰になった原因が、床のごみを拾ったためと言い切れないのはこのためです。また腰が痛いという自覚があるものの、どの部分が痛んでいるか、医師が調べても分からないことがあります。 腰が痛いと患者が指し示す場所を、レントゲン撮影をしたり、MRIで調べても痛んだ様子が見られないことがあるのです。まだまだ腰痛についての研究は途上と言えそうです。 PR|がん治療の最新情報 |